クエリビルダー
クエリビルダーを使用してSnowflakeのBrazeデータからレポートを生成する方法を説明します。クエリビルダーには、すぐに使えるSQLクエリテンプレートが用意されています。また、独自のカスタムSQLクエリを作成して、さらに多くのインサイトを得ることもできます。
前提条件
クエリビルダーを使用するには、ワークスペースレベルで次の権限が必要です。
| 権限 | 許可される操作 |
|---|---|
| 「ダッシュボードレポートの表示」 | ダッシュボードでクエリビルダーを開きます |
| 「PIIの表示」 | 顧客データを含む可能性があるクエリビルダーのデータにアクセスします |
| 「ダッシュボードレポートの編集」 | クエリビルダーのレポートを作成、編集、実行します |
クエリビルダーの使用
ステップ1: SQLクエリを作成する
新しいクエリを作成するには、分析 > クエリビルダーに移動し、SQLクエリを作成を選択します。

クエリ作成のヒントやサポートが必要な場合は、クエリテンプレートを選択して作成済みのテンプレートを選びます。空のクエリから始めるには、SQLエディターを選択します。
レポートには、現在の日付と時刻を含む名前が自動的に付けられます。名前にカーソルを合わせて を選択し、SQLクエリにわかりやすい名前を付けます。

ステップ2: クエリを作成する
クエリを作成する際は、AIのサポートを利用するか、自分で作成するかを選択できます。
AIクエリビルダーは、OpenAIが提供するGPTを活用して、クエリに適したSQLを提案します。AIクエリビルダーでSQLを生成するには、次の手順に従います。
- クエリビルダーでレポートを作成したら、AIクエリビルダータブを選択します。
- プロンプトを入力するかサンプルプロンプトを選択し、生成を選択してプロンプトをSQLに変換します。
- 生成されたSQLが正しいことを確認してから、エディターに挿入を選択します。

ヒント
- 使用可能なSnowflakeデータテーブルを把握しておきましょう。これらのテーブルに存在しないデータを要求すると、ChatGPTが架空のテーブルを作り出す可能性があります。
- この機能のSQL作成ルールを把握しておきましょう。これらのルールに従わないと、エラーが発生します。
- AIクエリビルダーでは、1分あたり最大20件のプロンプトを送信できます。
私のデータはどのように使用され、OpenAIに送られますか?
OpenAIを活用するBrazeAI機能を通じてAI出力(以下「出力」)を生成するために、Brazeは特定の情報(以下「入力」)をOpenAIに送信します。入力はお客様のプロンプトで構成され、該当する場合にはダッシュボードに表示されるコンテンツやお客様のクエリに関連するその他のワークスペースデータが含まれることがあります。OpenAIのAPIプラットフォームのコミットメントに基づき、Braze経由でOpenAIのAPIに送信されたデータは、OpenAIモデルのトレーニングや改善には使用されません。OpenAIは不正利用の監視を目的として最大30日間データを保持し、その後削除します。お客様とBrazeの間において、出力はお客様の知的財産です。Brazeは、かかる出力に対する著作権の所有権を主張しません。Brazeは、出力を含め、AIが生成したコンテンツに関していかなる種類の保証も行いません。
Snowflake構文を使用してSQLクエリを記述します。クエリ可能なテーブルと列の一覧については、テーブルリファレンスを参照してください。
クエリビルダー内でテーブルの詳細を表示するには、次の手順に従います。
- クエリビルダーページで参照パネルを開き、使用可能なデータテーブルを選択して、使用可能なデータテーブルとその名前を表示します。
- 詳細を表示を選択すると、テーブルの説明や、データ型などテーブルの列に関する情報が表示されます。
- SQLにテーブル名を挿入するには、 を選択します。
クエリを特定の期間に限定すると、結果をより速く生成できます。次の例は、過去1時間の購入数と収益を取得するクエリです。
SELECT COUNT(*) as Purchases, SUM(price) as Revenue
FROM USERS_BEHAVIORS_PURCHASE_SHARED
WHERE to_date(to_timestamp_ntz(time)) >= DATEADD('hour', -1, date_trunc('day',CURRENT_DATE()));
次のクエリは、過去1か月間のメール送信数を取得します。
SELECT COUNT(*) as Sends
FROM USERS_MESSAGES_EMAIL_SEND_SHARED
WHERE to_date(to_timestamp_ntz(time)) >= DATEADD('month', -1, date_trunc('day',CURRENT_DATE()));
CANVAS_ID、CANVAS_VARIATION_API_ID、または CAMPAIGN_ID をクエリすると、関連する名前の列が結果テーブルに自動的に含まれます。SELECT クエリ自体にそれらを含める必要はありません。
| ID名 | 関連する名前の列 |
|---|---|
CANVAS_ID |
キャンバス名 |
CANVAS_VARIATION_API_ID |
キャンバスバリアント名 |
CAMPAIGN_ID |
キャンペーン名 |
次のクエリは、3つのIDすべてとそれに関連する名前の列を最大100行取得します。
SELECT CANVAS_ID, CANVAS_VARIATION_API_ID, CAMPAIGN_ID
FROM USERS_MESSAGES_EMAIL_SEND_SHARED
LIMIT 100
トラブルシューティング
次のいずれかの理由により、クエリが失敗することがあります。
- SQLクエリの構文エラー
- 処理のタイムアウト (6分経過後)
- 実行に6分以上かかるレポートはタイムアウトします。
- レポートがタイムアウトした場合は、データをクエリする期間を限定するか、より具体的なデータセットをクエリしてください。
ステップ3: レポートを生成する
クエリの作成が完了したら、クエリを実行を選択します。エラーやレポートのタイムアウトがなければ、クエリからCSVファイルが生成されます。
CSVレポートをダウンロードするには、エクスポートを選択します。


各レポートで結果を生成できるのは1日1回のみです。同じ暦日に同じレポートを複数回実行すると、各レポートに同じ結果が表示されます。
レポートのタイムアウト
実行に6分以上かかるレポートはタイムアウトします。しばらくぶりにクエリを実行する場合は、処理に時間がかかるため、タイムアウトする可能性が高くなります。タイムアウトした場合は、レポートをもう一度実行してみてください。
何度か試してもレポートがタイムアウトし続ける場合は、サポートにお問い合わせください。
中止理由のクエリ
任意の USERS_MESSAGES_*_ABORT_SHARED テーブルの ABORT_TYPE 列をクエリすると、メッセージが送信されなかった理由を分析できます。ABORT_TYPE フィールドには中止の具体的な理由を表す文字列値が含まれ、関連する ABORT_LOG フィールドには追加の詳細 (トリガーされたフリークエンシーキャップのルールなど) が含まれます。
たとえば、過去30日間のメールの中止をタイプ別にカウントするには、次のようにします。
SELECT ABORT_TYPE, COUNT(*) as abort_count
FROM USERS_MESSAGES_EMAIL_ABORT_SHARED
WHERE to_date(to_timestamp_ntz(time)) >= DATEADD('day', -30, CURRENT_DATE())
GROUP BY ABORT_TYPE
ORDER BY abort_count DESC
ABORT_TYPE 値とその説明の完全なリストについては、中止タイプを参照してください。
データと結果
すべてのクエリは、過去60日間のデータを表示します。結果をエクスポートする場合、含まれるのは最大1,000行までです。より大量のデータを必要とするレポートには、CurrentsやエクスポートAPIエンドポイントなどのツールを使用できます。
Snowflakeクレジット
各企業は毎月5 Snowflakeクレジットを利用でき、このクレジットはすべてのワークスペースで共有されます。クエリを実行したりテーブルをプレビューしたりするたびに、Snowflakeクレジットの一部が消費されます。

Snowflakeクレジットは機能間で共有されません。たとえば、SQLセグメントエクステンションとクエリビルダーのクレジットは互いに独立しています。
クレジットの使用量は、SQLクエリの実行時間に比例します。実行時間が長いほど、クエリで消費されるSnowflakeクレジットの割合が高くなります。実行時間は、クエリの複雑さやサイズによって時間とともに変動することがあります。複雑なクエリを頻繁に実行するほど、リソースの割り当てが大きくなり、実行時間が短くなります。
Braze SQLエディターでレポートを作成、編集、保存する際には、クレジットは消費されません。クレジットは毎月1日のUTC午前0時に5にリセットされます。月間のクレジット使用量は、クエリビルダーページの上部で確認できます。

クレジットの上限に達すると、クエリを実行できなくなりますが、SQLレポートの作成、編集、保存は引き続き行えます。クエリビルダーのクレジットを追加購入したい場合は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。