公開 2025年7月29日/更新 2025年7月29日/5 分で確認
毎月、Brazeでは、Braze Bonfireコミュニティのメンバーによる素晴らしい功績を称え、1名の個人を「今月のマーケター」として選出しています。 仲間のマーケターへのサポート提供や、革新的なアイデアや戦略の共有など、さまざまな形で、これらの個人の方々は、所属企業やユーザー、顧客エンゲージメント全体に多大な貢献をされています。
今月ご紹介するのは、Wondery のプロダクトマーケティングマネージャー、Jenna Falkさんです。Wondery は、Dr. DeathやBritish Scandal、Even the Rich、Business Warsといった没入感あふれるストーリーで知られるポッドキャストスタジオです。また、Armchair ExpertやHow I Built This、New Heights with Jason and Travis Kelceなど、人気番組も数多く手がけています。
今回は Jennaさんにお話を伺い、Wonderyでの取り組みやBraze活用の経験について語っていただきました。
私が仕事で一番やりがいを感じるのは、「自分で考え、形にできる裁量の大きさ」と「毎日新しいことに挑戦できること」です。Wondery には本当にサポート精神にあふれた文化があり、チームメンバーが互いの成功を自分のことのように喜んでくれます。規模が大きくなった今も、チームは少数精鋭で、熱意とエネルギーに満ちた環境なんです。
私が入社した当初、会社の規模は今の半分くらいでしたが、そこから成長の過程で、オムニチャネルでのエンゲージメント戦略をどう構築していくか、そのやり方そのものを形作るというユニークな機会を得られました。
ゼロからプロセスを構築し、クリエイティブな方法でファンとつながる仕組みを考え、その取り組みが実際にユーザー体験として測定可能なかたちとして成果に表れる――そうしたやりがいが、何よりのモチベーションです。
Brazeとの出会いは4年ほど前、ちょうど私がWonderyに入社した頃でした。当時はまだ、ごく基本的な活用にとどまっていましたが、その後さまざまなチャネルや戦略を試しながら、今ではエンゲージメントの中核を担うツールになっています。
とはいえ、今でも「まだまだやれることがある」と感じています。新しい機能を試したり、ユーザーに最適なアプローチを模索したり。そうしたチャレンジが尽きない点も、Brazeの面白さのひとつですね。
Brazeのチーム、そしてコミュニティの皆さんとの協働は本当に素晴らしい体験でした。一緒にお仕事をした方は皆、思慮深く、優秀で、協力的です。目標達成のために真摯に向き合う姿勢には、いつも感銘を受けています。
そういった信頼関係性だからこそ、「もっと良くしたい」「もっと前に進みたい」という気持ちが自然と湧いてきます。頼れる仲間がいる安心感は、何よりの原動力ですね。
「マーケティングオートメーション」と「パーソナライゼーション」の新しいトレンドを深く理解し、実際のカスタマージャーニーに反映していくことです。
これまでに戦略的な土台を築き、いよいよ計画から実行フェーズへとシフトしています。新たなライフサイクルプログラムを設計したり、これまで試したことのない施策にもチャレンジしたりと、創造性が問われるフェーズに入っています。
最終的なゴールは、「リスナー一人ひとりに寄り添うコンテンツ」を届けること。ユーザーが何に興味を持ち、どのようにコンテンツに関わっているのかを理解し、心に響く体験をつくっていけたら――そんな思いで取り組んでいます。
直近半年で特に印象的だったのは、2024年末に行った「Podcast Playback キャンペーン」のフォローアップ施策です。
リスナーのその年のベスト番組に合わせて、パーソナライズされた「番組ホストからのありがとう動画」を制作・配信しました。この施策の目的は、熱心なファンへの感謝の気持ちを伝え、コンテンツへの再エンゲージメントを促すことです。
ホストとリスナーの間に強い感情的なつながりが生まれたのはもちろん、ロイヤルティやリテンションを考える上でも新しい基準を築けたと思います。ただデータを使うのではなく、記憶に残るブランド体験 に昇華させる――そんなパーソナライズの力を改めて実感した施策でした。
顧客エンゲージメントの未来を一緒に築きませんか?Braze Bonfireコミュニティでは、専門家たちとつながり、アイデアを共有し、キャリアを加速させる仲間を募集しています。あなたもこのコラボレーションに参加して、一緒に新しい価値を創り出しましょう。
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